健康と脳の関係

偏食、睡眠不足、あるいは肥満でも、目下の生活に支障がないのでしたら健康であるとか、お酒の飲み過ぎや、タバコの吸い過ぎが健康に良い影響を及ぼさない事を知っていれば、それで良いなどとコメントしている評論家もいるようですね。一方で、こうした考え方は、明らかに間違いであり、将来必ず健康を害することになると指摘する人もいます。

健康を維持する為に、まず第一に脳が必要十分に活発化している必要があるのは理解できるでしょう。活発化した脳のインパルスは、瞬時にして末端まで伝達されます。末端で起こっていることは即座に脳に伝えられ、脳は各所の器官が適正に作用するようにコントロールしていきます。この脳の機能が作用していないと、健康ではないと言えるでしょう。

脳がしっかりしていませんと末端の作用は当然落ちてきて、または作用異常を起こし、神経は疲労して組織は衰弱し、結果的に変性や萎縮を起こすことになります。診療プロセスで医療者が対象を臓器や疾病としていたことへの反省もあって、インフォームドコンセントの考え方が急速に広まってきましたが、勤労者を対象とした産業保健の場では、それ以上に労働観や人生観を大切にする必要があると言われています。そして、本来、人は自ら健康を維持していく能力を持っており、何らかの外的影響などで健康を損なったとしましても、克復する能力があるという絶対的な信用と、さまざまな環境要因や遺伝的素因などによってそれが十分に行えない状況における、勤労者の価値観を大切にしたエキスパート的サポートが特別に重要になるということです。

健康食品の中には、体脂肪に働きかけるものがあります。肥満、あるいは肥満傾向の人からしますと体脂肪の数値は気になるもので、最近は運動不足でお腹周辺を気にする人が多くなってきています。このような状況に対して、人気があるのが脂肪燃焼系の健康食品です。脂っこいものを食べましても、それがそのまま脂肪にならずに排泄されるという手品のような健康食品です。体脂肪の管理は、健康のためには大変重要なことです。

顎関節症ケア

顎関節症でお悩みの方、多少の運動で顎の関節の曲がり、苦しみを解消しましょう!

@首の緊張やアンバランスを整えます
 姿勢が崩れると、頚椎(首の骨)や、頭(脳科学的にわかっていることも 多いですが、わからないこともまた多いでしょう)と首の間が要するに血 管を圧迫し、さらに筋肉が緊張して、顎関節がうごかなくなり曲がりを起 こします。首をぐるりと回して整えます。5回ずつ回して下さい。

A顎関節をゆっくりと動かして、曲がりを除去していきます
 かたつむりの動きのように、ゆっくりと下顎を左右に動かします。左右へ 各3回ずつ。苦しみを感じな程度に行ないましょう。

B顎の動きを意識しながら、正しく開閉できるように矯正します
 小指球を顎関節(口を開けた時に動く、またはカクッという場所)に当て ながら、口をゆっくりと開閉します。
 顎が左右に揺れないよう、小指球で真っ直ぐ動くよう、誘導し5回程度行 ないます。

C顎の曲がりにより、緊張している筋肉をほぐします。
 顎の骨の端のやや後ろ、耳たぶのすぐ下の筋肉(噛み絞めが強い人は、触 ると苦しみを感じる場合)を、親指でグリグリと、もみほぐしましょう。

毎日継続することで、痛まない顎づくりを。苦しみが感じるほどの無理は禁物です。


狭心症の症状